奈良女児:見守り継続 記憶を共有…奈良女児殺害１０年

奈良女児:見守り継続　記憶を共有…奈良女児殺害１０年 　奈良市立富雄北小１年だった有山楓ちゃん（当時７歳）が２００４年１１月に誘拐、殺害されてから１７日で１０年。県内各地で児童の登下校を地域住民で見守る活動が行われてきた。同小の校区でもある富雄地区自治連合会会長・飯塚晃弘さん（７８）は「悲しい事件だったが、楓ちゃんが残してくれた財産もある」と話す。（小沢亮介） 　同小では地区ごとに班を作り、児童全員が集団で登下校している。 　当番の住民は、朝は午前７時３０分に集合。校区内に約４０地点あるポイントに１人ずつ立ち、「行ってらっしゃい」「おかえり」と声をかけながら、旗の番号をチェック。全ての班が通ったことを確認する。 奈良女児/./奈良女児/./.奈良女児/./奈良女児. 　子どもたちが通り過ぎると、住民が次のポイントまで付き添う。リレー方式で子どもたちを受け渡し、家や学校まで送り届ける。子どもを１人にしないように考えた方法だ。飯塚さんは「時間的にも体力的にも負担が大きい活動に大勢の人が関わり、子どもの安全に対する地域の意識が高いから」と胸を張る。 奈良女児\/\奈良女児\/\/\奈良女児\/\/奈良女児\/\奈良女児 　課題もある。ボランティアの約７割、１００人以上が６５歳以上。高齢化で将来も現在の仕組みを維持できるか不安を抱える。１０年の間に、事件を知らない住民も増えた。飯塚さんは「もう一度初心に戻って事件の記憶を共有し、楓ちゃんが残してくれた活動を継続させたい」と話す。 奈良女児\\奈良女児\\奈良女児\\\\奈良女児\\奈良女児\\\奈良女児 　県警によると、県内では約７２０団体、約３万人が子どもの見守り活動を行っている。その多くが富雄地区と同様の課題を抱えている。県警生活安全企画課の松本康生管理官は「活動で最も大切なのは継続すること。 adidas originals POWER BALANCE ハーフパンツ アディダス バッグ カットソー メンズ レディースブーツ スポーツシューズ レディースサンダル スニーカー 人気 ミズノ 野球 スポーツ用品